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瀬戸市放課後等デイサービス「学びの友セト」指導方針のスタンダード③

指導方針のスタンダード③(ボランティア活動の在り方)

中学校勤務時にサークル活動として

ボランティアゼミナールを土曜日に行っていたことがあります。

 

内容は「手話」「校外清掃」等でした。

 

「手話」は知人を講師にお呼びして、指文字を中心に学びました。

 

徐々に上達してきた生徒たちは

「自分は、尾張旭〇中出身の〇〇〇〇と申します」

と自己紹介程度は全員できるようになりました。

 

その上スクールフェスティバルの開会式には

学校長の挨拶を手話通訳できるような生徒も出てきました。

 

何年も続けているうちに、

友達同士で、簡単な会話を手話で行えるぐらいにまで実力をつけてきた生徒もいました。

 

講師の推薦で手話の県大会に出場する子もいたほどでした。

 

「校外清掃」では瀬戸線の〇〇駅まで出かけていき、

階段・プラットホーム・トイレ等を清掃しました。

 

最初は恥ずかしそうに活動していた生徒たちも、

「よくやってるね」とか「頑張って」と声をかけてもらえるようになると、

自信をもって清掃活動に取り組めるようになりました。

 

この活動の最大の成果は

駅がきれいになり駅員さんたちも日々の清掃活動に力が入るようになったため、
数年後には、清掃活度に行かなくても良くなったことです。

 

普段は校内清掃に取り組まなかった生徒が

熱心に清掃活動をしていた生徒とは今でも交流があり、

時々思い出話として出てきます。

 

もう一つボランティア活動の在り方で忘れられないことがあります。

 

1997年1月に起きたナホトカ号重油流失事故に関連しての事です。

 

日本全国からボランティアが多数終結して重油除去に奮闘してみえる姿が連日報道され、

ボランティア活動中の方が5名も過労死で亡くなるという2次被害まで出てしまうような事故でした。

 

そのためボランティア保険の必要性が広く認知されました。

 

中学3年社会科の授業でボランティア活動の在り方につて取り扱ったところ、

生徒たちから多くの意見が出されました。

 

その中でも出色だったのは、

 

1996年12月ペルーで起きていた人質事件に関して、

「自分だったらボランティアとして人質の身代わりになる」

と発言があった。

 

賛成意見「そうだ本当のボランティアだ」

反対意見「いやボランティアは命がけで行うものではない」

 

中学生らしい意見のぶつかり合いで

授業が盛り上がったことも忘れられない一コマである。

 

余談ではあるが、

〇〇高校の推薦入試の面接試験でボランティアにつて問われた生徒が、

 

あの授業のエピソードを語りながら

自分の意見を述べることができ、

面接担当教師に大いに褒められた

と試験後話してくれ

 

「先生たぶん合格できるよ」

 

と笑いながら会話をしたことも思い出の一コマです。

 

その生徒は本当に合格でした。

 

放課後等デイサービスでどれほどのボランティア活動ができるのかは疑問ですが、

 

子どもたちの可能性を信じ、

できることから始めていきます。

 

これは「学びの友セト」のスタンダードにしていきます。

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